お役立ちコラム

オイル交換は自分でやっても大丈夫?

2023.01.29
自分で車のオイル交換を考えているけど、不安もあるしやり方がわからない。そんな悩みを抱えている方は、このブログを読んでオイル交換の知識や手順をしっかり学ぶことができます。初心者の方でも分かりやすく解説しています。読んでいるうちに、なんだか自分でもできるという自信が芽生えてくるはずです。ただし、車のメンテナンスは自己責任で行ってください。

オイル交換は自分でできるの?

通常、オイル交換はカー用品店やカーディーラーで行うことが一般的です。しかし、道具と手間を惜しまなければ、自分でもオイル交換は可能です。

オイル交換を行う前に、オイルの状態を点検してみましょう。

まず、オイルの状態と量を確認しましょう。オイルが黒く汚れていたり、量が十分ではない場合は、エンジン内部に汚れがたまっている可能性があります。オイル交換をして綺麗な状態にしましょう。非常に汚れている場合は、次回の交換を早めにするか、エンジン内部を洗浄するフラッシングを検討しましょう。

オイル交換の方法は2種類あります。

エンジンオイル交換には、上抜きと下抜きの2つの方法があります。上抜きはオイルレベルゲージの管にホースを挿入し吸い上げる方法です。一方、下抜きは車をジャッキアップし、オイルパンに取り付けられたドレンボルトを外してオイルを排出する方法です。どちらの方法も適切な準備をすれば、自分で交換することができます。それぞれ特徴がありますが、ここでは簡単に説明します。

オイル交換に必要な道具・工具

以下の道具・工具が必要です。 工具セット エンジンオイル 廃油BOX オイルジョッキ メガネレンチ トルクレンチ・ソケット ドレンパッキン(ドレンワッシャー) ブレーキ・パーツクリーナー ジャッキアップ用品(ジャッキスタンドやパンタグラフジャッキなど)

6つの手順でオイル交換を行います。

手順1: 車を安全な場所に停める

まず、車を安全な場所に停めます。エンジンが冷えていることを確認しましょう。

手順2: オイルドレインボルトを緩める

エンジンオイルを排出するために、オイルドレインボルトを見つけます。一般的には、エンジン下部のオイルパンに取り付けられています。適切なサイズのレンチを使用してオイルドレインボルトを緩め、オイルパンの下に廃油容器を配置します。

手順3: オイルフィルターを取り外す

オイルフィルターはエンジンの側面に取り付けられている場合があります。フィルターレンチを使用してフィルターを緩め、手で取り外します。取り外す前に廃油容器を下に置いておくことで、オイルのこぼれを防ぐことができます。

手順4: オイルパンとフィルターの清掃

オイルドレインボルトとオイルフィルターを取り外した後、オイルパンとフィルターの周囲をきれいに清掃します。これにより、古いオイルや汚れを除去し、新しいオイルを効果的に循環させることができます。

手順5 新しいオイルの注入

新しいオイルを注入する前に、オイルフィルターを交換する必要がある場合があります。オイルフィルターはエンジン内部の汚れを取り除く役割を果たしており、定期的に交換することでエンジンの寿命を延ばすことができます。 新しいオイルを注入する前に、オイルキャップを外し、エンジン内部に空気が通るようにしておきましょう。そして、オイルジョッキを使用して新しいオイルを注ぎます。オイルの量は取扱説明書や車種によって異なるので、正確な量を確認して注入してください。 注入する際には、こぼれないように細心の注意を払いながら行いましょう。オイルキャップをしっかりと閉め忘れないようにし、作業が終わったらオイルレベルを確認し

手順6 チェックと清掃

オイル交換が完了したら、ドレンボルトやオイルフィルターの締め付け具合を再度確認しましょう。ドレンボルトが緩んでいたり、オイルフィルターが正しく取り付けられていないとオイル漏れの原因になります。 また、作業後には廃油や使用済みのオイルフィルターを適切に処理することが重要です。地域のルールや規定に従って廃油処理BOXや廃油回収施設に持ち込んで処分しましょう。 最後に、作業場所を清掃し、道具や工具を整理して片付けましょう。安全な作業環境を保つためにも、整理整頓は重要です。 以上が自分でエンジンオイル交換を行う手順と必要な道具・工具についての解説でした。ただし、オイル交換は車の重要なメンテナンス作業であり、作業にはリスクが伴います。不安な場合や作業に自信がない場合は、専門のカー用品店やカーディーラーに依頼することも検討してください。 車種や車の年式によって、エンジンオイルの交換方法や使用するオイルの種類が異なる場合があります。そのため、作業を始める前に、車の取扱説明書やメーカーの指示に従って作業を行うことが重要です。 また、エンジンオイル交換は定期的に行う必要があります。一般的な目安としては、走行距離による推奨交換間隔や、時間による推奨交換間隔があります。取扱説明書やメーカーの指示に基づいて、適切なタイミングでエンジンオイルを交換しましょう。 エンジンオイルの交換作業は、車のメンテナンスの中でも比較的簡単な作業ですが、正確性と注意が求められます。オイル交換を行う際には、安全に作業を行い、適切な廃油処理を行うことを忘れないようにしてください。